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平成8年に夏目漱石来熊100年記念事業で実施した大会は、俳人漱石を顕彰するとともに、「熊本の都市の魅力と俳句」を世界に発信し、熊本俳句文化の交流・発展を図る。俳句の部(一般・ジュニア・外国語)のほか、俳句イメージ作品の部(俳画)を設けているのが特色となっているが、第7回大会より外国語部門を一層充実させ、国際色豊かな俳句大会として外国との交流を図る。 |
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日本の俳句の始まりは17世紀です。俳句は短く、イメージ豊かな詩型で、自然と深く結びついています。伝統的には十七音、5−7−5の音節パターンを持った三行詩です。日本では世代や職域をこえてさまざまな人が俳句を楽しんでおり、今では世界中の人々がさまざまな言語で俳句をつくっています。
俳句はほとんどの場合、自然や四季を映し出しています。俳句に際しては単なる感情の記述ではなく、作者の感じた気持ちを読者の中に新しく喚起するような作品であって欲しいと思っています。ことばの工夫による詩的効果はこころの素朴な純粋さ、気品、そして集中力から生じてきます。また、同じ意味を表す語や句を繰り返さず、冗漫性はできるだけ避けて下さい。 |
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