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「くまもと俳句ポスト」第十一期開函分審査結果発表!

「くまもと俳句ポスト」第十一期開函分の特選句です!

肥後椿八雲の「時」を伝え継ぐ (北海道札幌市  水野亜希)

【講評】
小泉八雲がこの地の五高に講師として赴任して来たのは明治二十四年。滞在したのはわずか二年余だが、その間、学生への〈薫陶〉はもちろん、『知られぬ日本の面影』等の著作を残すなど、その業績は今もこの地で語り継がれている。作者はそのすべてを含めて「八雲の『時』」という。これは今も残る小泉八雲熊本旧居に佇(た)っての感懐であろう。肥後六花の一〈肥後椿〉にその面影を重ねて。

◆星永文夫選( 俳誌「霏霏」主宰 )

◆平成29年6月30日開函

◆投句総数 199句

次回は、12月末に開函予定です。多くのご投句をお待ちしております。
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